ITエンジニアで管理職になると今までとは違ったスキルが求められます。
そのような変化がありますが、心構えとして人やモノやお金を上手にマネジメントして、チーム全体の目標を達成することを目指すということの理解が大切です。
リーダーと管理職は、人をまとめるという重要な役割を担っている点は同じですが、実際にやってみるとリーダーと管理職とは違うということが分かります。
リーダーは短期的なもので、その時のプロジェクトが順調になるようにチームメンバーをまとめます。
しかし、管理職となると短期ではなく長期的なため、部下の成長や組織の今後など数年先を見据えて行動することが必要になります。
では、どのような能力が求められるのかというと、業務遂行能力、対人関係についての能力、概念化の能力の3つです。
業務遂行能力とは、業務に必要な能力で技術や知識のことです。
対人関係についての能力は、部下同士の人間関係の調整もしなければならない場合もあるため重要です。
円滑な人間関係の構築のために、人を観察したり分析することが必要になります。
概念化の能力は、仕事や周りの状況を概念化して考える能力です。
こうすることで取り組むべき課題の本質が分かり、しっかりと取り組むことが出来るのです。
このようにITエンジニアの管理職に必要な業務遂行能力、対人関係についての能力、概念化の能力の3つのスキルを磨き、管理職として何をやっていくべきか理解し、実行するという心構えが大切です。