将来のこと決めてますか? 将来を考えるITエンジニアへ向けた雑記

キャリアパスの有用性

企業によってはキャリアパスを明確に提示してくれるところがあります。
キャリアパスは管理職などを目指す場合に、どのようなキャリアが必要で、またどれぐらいの時間や能力が必要とされるのかといった道筋を表したものです。

今まではなんとなく頑張っていれば役職が上がっていくというアバウトなものでしたが、キャリアパスを提示することでより明確な目標に向かって努力することができますし、回り道をする時間の無駄といったことも少なくなります。
もちろん企業の体質が変わることでキャリアパスも変わることは念頭に置いておく必要がありますが、そのような事態になることは確率としても少ないと考えて良いでしょう。

ITエンジニアのキャリアパスについて簡単に紹介すると、最初はプログラマーからスタートする場合が多いようです。
そして次のステップはシステムエンジニアが一般的です。
そこからのキャリアパスとしてはプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーでしょう。
こんなことは当然だと考える人もいますが、入社して仕事を始める最初から、このように具体的なキャリアパスを描くことで、他の人よりも早く準備に入ることができます。

IT企業では社内面接時などにこのようなキャリアパスについての説明を受けることもありますが、入社時に説明をされることもあるようです。
その効果としては目標をもって仕事をすることの意味を重要視しているからではないかと考えられます。
仕事を始めた段階では想像がしにくいかもしれませんが、将来の自分の立ち位置を考えて仕事に臨むことも長く仕事を続けるためには必要なことだと言えるのです。